牛久沼のデトリタス
Microphotographs of the Detritus of ushiku swamp.
fig.01 牛久沼のデトリタス
fig.01 牛久沼のデトリタス Detritus
【よしさんコメント】
デトリタス(Detritus)とは、
水中や陸上の生物の死骸や排泄物等の微細砕片に、バクテリア・菌類・原生動物等が 付着繁殖した、有機懸濁物質のことです。
フワフワしたデトリタスは、水中で、浮上するものが少なく、漂い、やがて多くは沈みます。
分解され、吸収・消化が容易なため、プランクトン・底生動物(ベントス)・小型甲殻類・貝類・小型魚類等、 魚類の餌料となる生物に利用される重要な餌料です。

茨城県牛久沼は、湖岸の多くが水生植物帯におおわれ、平均水深も約1.5mと浅い海跡湖です。
デトリタスは、通常底泥の上面にありますが、波浪による沼水攪拌の影響は、浅い水深全層に及びやすく、 強風の都度、表層まで舞い上がる傾向にあります。
デトリタスが全層に浮遊する機会が多いことにより、豊饒な漁場形成が助勢されているとも考えられます。

デトリタスも、プランクトンも魚類の餌料として重要です。

採取:2008年02月17日(日) 10:00 天候○ 気温:4.8℃
水位:YP5.72m 水温:未測定 水色ややマッディー
発表:2008年02月27日(水) 牛久沼漁業協同組合顧問よしさん
転載許可:牛久沼漁業協同組合ホームページに本稿転載を許可します。よしさん。
牛久沼漁業協同組合

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