牛久沼のノロ(貴重種動物プランクトン)その2(メス♀頭部)&彼女の卵
The Leptodora kindtii (precious kind zoo plankton) of the Ushiku-swamp 2 (female ♀ head) & her egg.
Microphotographs of the freshwater plankton of Ushiku-swamp.
fig.01 牛久沼のノロ・その2(メス♀頭部)
Leptodora kindtii (female ♀ head)
fig.01 牛久沼のノロ・その2(メス♀頭部)
Leptodora kindtii (female ♀ head)
fig.02 牛久沼のノロ・その2(彼女の卵)
Leptodora kindtii (her egg)
fig.02 牛久沼のノロ・その2(彼女の卵)
Leptodora kindtii (her egg)
【よしさんコメント】
このノロ(その2)は、牛久沼(茨城県龍ケ崎市・他)のプランクトン定期調査で採取されたもので、全長5mmのメスです。
他の動物プランクトンと一緒にスライドグラスに載せられ、顕微鏡下で発見した時には、腹部の卵嚢の中に、 2ケの卵が納まっていることを観察しました。
ノロの写真を撮影するため、一旦、スライドグラスを顕微鏡から外し、(姿勢を修正しようと) 目視でスライドグラス上のノロを突いて直し、再び検鏡すると・・、 腹部の卵嚢の中に、卵がなく、絶句。
どうやら、よしさんの操作ミスで、腹部を押して卵を放出させてしまったようです。

気を取り直して、卵を探し、撮影した写真(fig.02)を掲載します(卵の直径は約200μm)。
細胞が分裂している様子は、分かりますが、卵の成長段階は観察事例の十分な公表がないようで、現時点では判定できません。
しかし、今回の観察により、
★牛久沼のノロ(メス)は、全長5mmで抱卵すること
★抱卵数は、2ケ(卵嚢の大きさから最大4ケ程度は可能か?)であること
★牛久沼でノロが繁殖している可能性が高いこと
★繁殖の季節に、07月30日前後が含まれること
★繁殖の場所に、レンタルボートたまや沖が含まれること
等が確認でき、 ボタボタと大粒の雨が降り出し、雷鳴が轟くなか、急いでプランクトンネットを曳いた甲斐がありました。

牛久沼における、ノロの卵の採取・観察報告は、本稿が国内初と思われます。
採取:2007年07月30日12:00 牛久沼(茨城県龍ケ崎市)レンタルボートたまや沖にて
天候●雷鳴あり 水位YP5.94m 実測水温27.4℃ 水色ややマッディー
発表:2007年08月06日 牛久沼漁業協同組合顧問 よしさん
牛久沼漁業協同組合

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