牛久沼における、ワカサギの雌雄比(2005年魚)
fig.01 牛久沼における、ワカサギの雌雄比(2005年魚)
fig.01 牛久沼における、ワカサギの雌雄比(2005年魚)
fig.02 牛久沼のワカサギ雌(2005年魚)  fig.03 牛久沼のワカサギの雄(2005年魚)
fig.02 牛久沼のワカサギ雌(左)とfig.03 雄(右)
牛久沼における、ワカサギの雌雄比(2005年魚)
The male & female ratio of a Japanese smelt in ushiku-swamp.
採捕日2006年01月10日(火)天候◎○
採捕場所牛久沼(茨城県龍ケ崎市・牛久市・つくば市)三日月橋
採捕方法釣獲(エサ釣り)
結果と考察 【結果】
総数:18尾(雄10尾、雌8尾)雄55.6%、雌44.4%、おおむね5:4の比率であった
全長:98mm〜104mm
【考察】
このワカサギは、2006年01月10日に牛久沼の三日月橋で釣られたものである。
しかし、2005年春は、諏訪湖産ワカサギ受精卵の出荷がなされず、牛久沼でも未放流であった。
すると、2004年春生まれの2年魚かと思いたくなるが、それにしてはサイズが小型である。
全長からの推定と、他方、以前より牛久沼での自然繁殖説を考え合わせ、このワカサギは、2005年春生まれの、 牛久沼における自然繁殖当歳魚の可能性が高いものと考察される。
なぜ、牛久沼がワカサギの自然繁殖に適しているのかにつき、別項で考察したい。

半年以上も冷凍保存されていたサンプルを解凍し、全数を解剖し、雌雄判定を実施した(fig.01参照)。
卵巣のある個体が雌(fig.02参照)、精巣のある個体が雄(fig.03参照)である。
さらに信頼度を向上させるため、採捕回数不足・採捕場所と採捕方法の適否等も検討されるべきであろうが、 今回は牛久沼初のワカサギ雌雄比データ、おおむね4:5を得た。

※18尾のワカサギが教えてくれたこと※
★牛久沼で自然繁殖している可能性が極めて高い
★全長は、バラツキがなくほぼ平均している(出自1系統=諏訪湖=の示唆)
★雌雄比は、おおむね4:5であった

発表:2006年07月26日 よしさん
サンプル提供:牛久沼漁業協同組合  牛久沼レンタルボートたまや
牛久沼漁業協同組合

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